エコ補助金

エコな家作りは、環境にもお財布にも優しいです。エコ補助金という制度があります。例えば、空気を利用してお湯を沸かす「エコキュート」、クリーンな天然ガスで発電し、発電時に出る熱も有効利用する「エコウィル」、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽光発電システムなどがあります。それぞれの補助金は、国や自治体、協会などから支払われます。この中でも、給湯に使用するエネルギーは、家庭で消費する全エネルギー量の3分の1を占めると言われます。そこでエコキュートは、省エネ効果の高い給湯器として、国から補助金交対象として認定されています。 また、太陽光発電システムの場合、システム出力3.00kW以上のシステムを設置した場合、住宅金融公庫では200万円の割増融資が受けられ、太陽光発電システムと省エネ改修工事を同時に行うなど、一定の条件を備えると、住宅ローン減税の対象になります。


長期優良住宅の補助金

良い物をつくり、それを手入れしながら永く使いつづける。そんな社会を目指し、国土交通省が推進するのが「長期優良住宅認定制度」です。耐震性や、耐久性、容易な維持管理構造、住戸面積、省エネなど、時代が変化しても住み続けられる条件を備えている場合に認定されます。「長期優良住宅」の認定基準は下記の通り様々です。劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画。耐震性については等級2以上が必要です。通常の耐震基準を満たせば等級1といわれています。耐震等級の高さにより、地震保険料は20%割引されます。省エネ性についても一般の省エネ住宅よりやや厳しい基準が用いられています。世代交代しても内装のみ簡単に取り替えられるように、考慮していることがポイントです。